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日本、そして世界を先導する研究大学の創造に向けて、
東北大学が動き出します。

本学は2024年11月に国際卓越研究大学第1号に認定され、その事業計画となる「研究等体制強化計画」が12月に認可されました。「国際卓越研究大学」とは国際的に卓越した研究の成果等が見込まれる大学を国が認定し支援する新しい制度です。国内の多くの有力大学が認定を希望したなかで、東北大学だけが第1号の認定大学に選ばれました。東北大学は「世界のインテリジェンス・ハブ」となるべく、変化を恐れず果敢に挑戦し、研究を通じて世界の変革をリードする大学へと歩み始めます。

 

「国際卓越研究大学」は、皆さまの支援額に応じて国からの助成金が増えるマッチングファンド形式です。皆さまのご支援が大きくなればなるほど国からの助成金が大きくなり、相乗効果でこれまで以上に本学の研究活動を推進し、学生たちにより良い教育環境をもたらすことの出来る仕組みとなっております。

この仕組みは、2050年までの25年計画で、東北大学を世界に冠たる「研究大学」へと変革させる源泉となるものです。

国際卓越研究大学認定第1号を機に、私たちの行動指針となる言葉を旗印として掲げ、さまざまな情報発信をしてまいります。
“MOVE AND SHAKE.-知の加速が、世を動かす-”。 人を動かし心を熱くさせることができる人、そして、秀でたアイディアをもとにリーダーシップを発揮する人を表すmover and shakerという言い方があります。世界中からそんな人々が集い、育ち、活躍する場を創造すること。そして、変革の結節点となり世界に貢献するという私たち東北大学の決意を込めました。

今回の新しい挑戦は、現役の研究者や教職員、学生だけの取り組みではありません。卒業生の皆さんやご家族、地域の方々、そして賛同いただく全ての方の協力や応援があって成立するプロジェクトです。2050年までに世界の「研究の東北大学」へと向かう挑戦に、皆さま、是非ともご参加・ご支援をお願いいたします。

 

東北大学総長 冨永 悌二

変わる、東北大学

“世界を先導する研究大学”への挑戦

東北大学は日本で初めての
「国際卓越研究大学」
となりました。

国際卓越研究大学は、国際的に卓越した研究の成果等が見込まれる大学を国が認定し支援する、新たな制度です。2024年11月、東北大学は日本で初めて国際卓越研究大学に認定されました。

あなたの寄附が東北大学を変える
「チカラ」になります。

国際卓越研究大学に認定された大学は、政府が資金拠出する「大学ファンド」からの助成を受けることができます。この助成額は、大学の外部資金獲得額に応じて決定するマッチングファンド形式※ 1)となっています。

※ 1) 外部資金の獲得額が多いほど、大学ファンドからの助成額も増加する仕組みになっています。
※ 2) 年あたりの事業規模(大学病院分を除く)

研究力強化のための新たな成長戦略

マッチングファンドの仕組み

国際卓越研究大学制度では、東北大学への寄附の価値が変わります。あなたの寄附が、大学ファンドからの助成により2倍の支援につながります。

世界を先導する研究大学実現に向けた
3つの「コミットメント」と6つの「目標」

Commitments(公約)
Goals(目標)& 重点KPI
 

Commitments(公約)

 
Commitment forImpact
未来を変革する社会価値の創造

東北大学は、世界的に卓越した研究成果をもとに社会価値の創造を先導する開かれたプラットフォームです。私たちは、東日本大震災からの復興への貢献を通じ、多様なステークホルダーとともに、社会的使命を共有し、その自覚を強固なものとしました。研究の卓越性と多様性を力として、固定観念にとらわれずに挑戦を続け、未来を変革する社会価値の創造を行います。

Goals(目標)& 重点KPI

A. Reserch Excellence
国際的に卓越した研究エコシステム(学術的インパクト)

論文数/Top10%論文数/若手研究者Top10%論文数 など

B. Impactful Research & Innovation
世界に変化をもたらす研究展開(社会的インパクト)

民間企業等からの研究資金等受入額/産学共創拠点設置件数/大学発スタートアップ数 など

 

Commitments(公約)

 
Commitment forTalent
多彩な才能を開花させ未来を拓く

東北大学は、すべての教職員、学生・卒業生を中核とした本学コミュニティメンバーの未来価値の向上に対して継続的・重点的に投資し行動します。また、開放性と多様性を追求し、様々な社会的・文化的背景をもった多彩な才能を受け入れ、その個性を尊重するとともに、一人ひとりの成長と自己実現を促す魅力ある環境を作り上げ、活力ある未来社会を担う人材の育成に貢献します。

Goals(目標)& 重点KPI

A. Campus for Aspiring Minds
世界の研究者を惹きつける研究環境

外国人研究者比率/女性研究者比率/PI研究ユニット数 など

B. Gateway to New Venture
世界に挑戦する学びの創造

博士課程学生数/博士課程学生への平均経済支援額/留学生比率 など

 

Commitments(公約)

 
Commitment forChange
変革と挑戦を加速するガバナンス

東北大学は、卓越性と成長をともに追求する新たな知識経営体へと進化します。グローバル社会の一員として行動するため、それにふさわしい組織体制を構築するとともに、体制強化計画に記載したすべての事項を実現可能とする実効性の高い大学ガバナンスを確立します。

Goals(目標)& 重点KPI

A. Full-Scale Global Readiness
全方位の国際化

博士課程学生の修了時までの国際経験割合/国際対応力のあるスタッフ比率 など

B. Responsive & Responsible Governance
機動的で責任ある経営とガバナンス

自己収入比率/事業規模/独自基金造成状況 など

2025

未来へのビジョン
質問①

25年後の東北大学はどうなっていると思いますか?
未来の東北大学に期待することは何ですか?
What do you think Tohoku University will be like in 25 years?
What do you hope for Tohoku University in 25 years?

質問②

25年後のあなたはどうなっていると思いますか?(あなたの未来像)
未来の東北大学に期待することは何ですか?
What do you think Tohoku University will be like in 25 years?
What do you hope for Tohoku University in 25 years?

阿依ダニシさん
(工学研究科航空宇宙工学専攻)
①2050の東北大

私は、25年後に東北大学が国際宇宙開発に積極的に参加し、日本を代表する宇宙開発のリーダー的な大学になっていると想像しています。現在、再び人類を月に送るミッションが進行しているなか、25年後には東北大学で研究された技術やロボットが月で活躍していることでしょう。人類初の火星有人ミッションに日本が関わるとき、その学術と技術開発の中心的な役割を東北大学が担ってほしいと思っています。 また、25年後には東北大学が日本を代表する、積極性と挑戦の精神を体現する大学になっていてほしいと願っています。この挑戦の精神は、3名の女子学生を受け入れた歴史から始まり、今後さらに発展させるべき姿勢だと考えます。

②2050の私

25年後、私は東北大学創立以来初の宇宙飛行士になった卒業生になっていると想像しています。東北大学で学んだ最先端のロボット技術や自身の始めたARES Projectの経験が国際宇宙ミッションで生かされ、胸を張って東北大学で得た経験が生きていると言えるような宇宙飛行士になり、活躍していきたいです。私は東北大学の宇宙開発分野において数々の初挑戦と成功を実現します。

Sarika Otsukaさん
(生命科学研究科2年)
①2050の東北大

I think that traditional methods of teaching and learning would have changed completely. A futuristic and mixed classroom setting (holograms and virtual mentors etc.) would be applied. I would be very excited to see majors like Bio-Cybernetic Communication Engineering, Emotive AI and Sentient Robotics, or Interplanetary Agriculture and Astro-Ecology. Also, I think Tohoku

②2050の私

In 2050, I will be 50 years old. I hope that I am skilled in multiple disciplines, contributing to meaningful philanthropic work and taking part in challenging business ventures. I would like to try everything and anything. I hope that I have amazing stories to narrate. Most of all, I hope for a family life that's rich in happiness and satisfaction.

渡部 花奈子先生
(工学研究科 化学工学専攻 助教)
①2050の東北大

学生はもちろん、教員・スタッフの多様化が益々進んでいくと思います。性別、国籍、年齢に関わらず質の良い研究活動ができる大学として発展して行くことを確信しています。特に女子学生や女性研究者の数を増やし、性別に関係なく社会で活躍できる人材を育成する教育機関としての役割を担うことを東北大学に期待します。

②2050の私

日本人だけでなく、国際色豊かなメンバーが所属する研究グループのリーダーになっていることが理想です。研究室の公用語は英語とし、言語の壁なく誰でも質の良い研究ができる環境を社会に提供したいです。

Welling, Thomas Arnoldus Josephus 先生
(学際科学フロンティア研究所 新領域創成研究部 助教)
①2050の東北大

I think and hope Tohoku University will be a place where young people may determine their own research path by themselves while guided by experienced staff. A less hierarchical structure would allow students and young PIs to flourish. Most of all, I hope that an environment will have been created where international students and young Japanese are able to learn from each other and understand each other’s cultures to improve international relations.

②2050の私

Although it depends on many factors out of my control, I would like to have a group with an international outlook on research. I hope to keep learning and would like to have contributed to a new research field. I also want to contribute to the ‘flattening’ of hierarchical structures when I am older.

齋藤 勇士 先生
(学際科学フロンティア研究所 新領域創成研究部 助教)
①2050の東北大

日本のみならず、世界中から高い志を有した学生および研究者が集う、世界に伍した大学になっていると思います。各研究分野において 世界に伍するためにも、厳しい指標達成を目標にするだけでなく、東北大学自らがオリジナル指標を構築していき世界を牽引してほしいです。

②2050の私

宇宙工学分野で世界を牽引する研究者になりたいです。基礎研究と応用研究の両輪を回しながら、研究開発として宇宙開発に貢献するだけでなく、優秀な宇宙開発人材育成にも資する革新的な宇宙輸送システム分野を構築したいです。

皆さまから継続的にご支援いただくことで、彼らの描く東北大学の未来の実現により近づくことができます。
皆さまからのご支援を礎とし「世界を先導する研究大学」を本気で目指します。

ご寄附の方法

 
個人の方

定額寄附のご案内

東北大学では、継続的にご支援いただける定額寄附のWEB申込みフォームをご用意しております。

寄附申込みフォーム(WEB)からのお手続き詳細

下記東北大学基金ウェブサイトの専用フォーム(https://tinyurl.com/2ysabapn)にアクセスしていただき、以下手順にてお申込みをお願いいたします。
①定額の寄附金額(1,000円以上)および住所、氏名などの必要事項をご入力ください。
②クレジットカードの情報をご入力ください。

決済方法

決済は以下のカードでのお申込みが可能です。

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定額寄附のお申込みはこちら

なお、東北大学基金の寄附については、定額寄附のほかに1回ごとのご寄附も可能となっております。

1回ごとのご寄附について

定額寄附同様のフォームをご用意しております。以下の専用フォームボタンよりお申込みください。

なお、1回ごとのご寄附の場合、①クレジットカード決済、②銀行振込(ゆうちょ銀行含む)、③コンビニ決済、④郵便振替、⑤PayPay決済、⑥Amazon Pay決済がご利用いただけます。 決済方法詳細は以下をご覧ください。

決済方法詳細

① クレジットカード
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② 銀行振込

お申込み完了後、振込先の口座番号をご連絡いたします。
取扱金融機関:みずほ銀行/七十七銀行/ゆうちょ銀行

③ コンビニ決済お申込み完了後、お近くのコンビニでのお手続きが可能です。

<コンビニ決済上限金額>
○ セブンイレブン、デイリーヤマザキ:49,000円以内
○ それ以外のコンビニエンスストア:299,000円以内

④ 郵便振替

お申込み完了後、払込取扱票を送付いたします。払込取扱票が届きましたらお手続きをお願いいたします。

⑤ PayPay

PayPayでのお支払いが可能となりました。(決済上限金額:30万円以内)
詳しくはこちら:https://tinyurl.com/2dhkwtaj

⑥ Amazon Pay

Amazon Payでもお申込みが可能です。返礼品と領収書が不要の場合は、100円からのご寄附も可能です。専用の申込みフォームをご用意しております。以下よりお申込みいただけます。

法人・
団体の方

手続き上書面が必要な場合は、「寄附予定書」 をお送りいたしますので、下記基金事務局までご連絡ください。また、ウェブサイトからのお申込みも可能です。

 

感謝の気持ちを込めて

ご芳名の掲載

東北大学基金寄附者芳名帳」、「東北大学基金ウェブサイト」に掲載いたします。(希望者のみ)

賞の贈呈など

ご寄附の総額に応じて賞の贈呈および以下の特典をご用意しております。

 
種別 個人 法人・団体
栄誉
功労賞
3,000万円以上 1億円以上
特別
功労賞
1,000万円以上 5,000万円以上
功労賞 100万円以上 1,000万円以上
栄誉
功績賞
50万円以上 500万円以上
功績賞 10万円以上 100万円以上

 

① 寄附者顕彰銘板への芳名の掲載

東北大学片平キャンパス内エクステンション教育研究棟に設置している「東北大学基金寄附者顕彰銘板」に掲載させていただきます。(希望者のみ)

② 「感謝のつどい」へのご招待

総長をはじめとした本学関係者との交流・意見交換を目的とした「 東北大学基金感謝のつどい」へご招待いたします。

③ 東北大学萩友会プレミアム会員としての特典

各種優待や広報誌の送付、大学主催のイベントヘご招待いたします。

 

また、個人で500万円以上を寄附頂いた方には授与基準により、紺綬褒章※が授与されます。

※紺綬褒章とは

紺綬褒章は国の褒章制度のひとつで、公益のために、私財(個人は500万円以上、法人等は1,000万円以上)を寄附した方に授与されます。また、予めお申し出いただいた分納によるご寄附も含まれます。(分納の場合は完納時点での申請) 本学は、内閣府賞勲局より、公益のために私財をご寄附された方に授与される「紺綬褒章」の公益団体認定を受けております。

紺綬褒章
紺綬褒章

返礼品の贈呈(個人の方)

コーヒー、お茶、しおり、のいずれか1つお選びいただけます。また、1年間(年度単位)の合計寄附額が10万円以上の皆さまには、寄附金額に応じた特別な返礼品「プレミアム返礼品」をご用意しております。

プレミアム返礼品
プレミアム返礼品

税制優遇措置について

東北大学へのご寄附は税制優遇措置が適用されます。ご寄附後にお送りする寄附金受領証明書を確定申告書にご利用ください。詳しくは東北大学基金ウェブサイト(https://www.kikin.tohoku.ac.jp/)にてご確認ください。

お問い合わせ

東北大学基金事務局(東北大学総務企画部基金・校友事業室内)
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
TEL : 022-217-5058/5905 E-mail : kikin@grp.tohoku.ac.jp
ウェブサイト:https://www.kikin.tohoku.ac.jp/