学生Interview

Interview_003.

日比龍平さん

工学部

研究はチームワークが大切

小学生の頃からプログラムを作るなど理系の勉強が好きでしたが、高校で電子回路の勉強をしており、特にスピントロニクスに関心を持ちました。高3で教師から上を目指すように指導を受け、大野英男教授がスピントロニクス分野でトップクラスの研究をしている東北大学工学部を志望し、AO入試で合格しました。
東北大学工学部は、先生方がそれぞれの分野で優れた研究をされていて教育にも大きく反映されています。充実した研究設備も整い、実験やゼミ・研修も豊富にあり、いつもモチベーションを高く保つことができます。。学部3年の後 半からは研究室に分かれて、より専門的な研究に臨んでいます。私は大学院に進む予定ですが、今後の進学先で何をするかが問題で、その気持ちがあればどこに行っても、どこに進んでも楽しめると思っています。

ユニバーシティ・ハウス(UH)は、他県から単身で仙台に移って、知り合いがいない学生に とっては、最初から大学の先輩と知り合い、アドバイスしてくれるので、心強い存在であると思っています。居住ユニットでは日本人学生と外国人留学生がほぼ半々の構成で、ふだんから国際交流が活発です。毎日の生活をしながら英語、中国語、ドイツ語などの実践的な勉強になります。逆に、外国人留学生には日本の文化や生活様式について、説明を受けて理解を得るという国際共修の場ともなっています。
それ以上に私がいいと思っているのは「共同生活」ということです。例えば理系学部の研究は、周りをライバルと見るのではなくチームで仕事をする姿勢の方が馴染みやすく、いい結果も期待できるものです。そのような観点からすると、UHは一人暮らしでは体験できない良さがあります。先輩や後輩がいて、違う学部の人もいる。外国人留学生もいる。多様な人と交流できるのは、学生時代の貴重な財産だと思います。