学生Interview

Interview_005.

稲川雅也さん

工学部

貴重なご支援により、私は化学の研究室で修士号を取得し、来年からは実験の自動化に関するテーマで博士課程に進学する予定です。皆様のご支援に深く感謝しております。

 

博士課程の間化学の研究と並行して、安価で誰でも簡単に研究の効率化を目指したプロジェクトに取り組むことができました。ソフトウェアの自動化においては、廃液の登録を自動化するPCアプリケーションとChrome拡張機能を開発し、全学での使用を達成することができました。ハードウェアの自動化では、ロボットアームを利用して時間のかかるカラム精製作業を自動化することに成功しました。さらに、廃液タンクや液体窒素などの実験資材を自動運搬するシステムや、誰でもロボットアームを操作できるようにするためのARゴーグルを用いた視覚的操作システムにも取り組んでいます。ロボットアームによる実験自動化システムは複数の研究室に導入予定です。

 

これらの成果は、皆さまのご支援があって初めて達成できたものです。私は学問と技術の進歩に貢献することを使命と感じています。今後も、研究活動とプロジェクトを通じて社会への貢献を目指して参ります。改めまして、このような機会を提供してくださった皆さまに心から感謝申し上げます。皆さまのご支援が私の活動の原動力となっています。