学生Interview

Interview_007

宮下琳太郎さん

医学部医学科

音楽を用いて病院にいるすべての人のこころを支えたい

私たち“きょうゆうプロジェクト”は、病院にいるすべての人のストレスや心理的負担を軽減させることを目指し、病院内での演奏活動を行っています。

私自身は音楽大学を卒業後、演奏活動を続けながら現在は医学を学んでいますが、「健康に寄与する音楽」を社会の中で実践したいという思いから、志を同じくする菅野と二人で、このプロジェクトを立ち上げました。

病院は、こころを支える必要性が高い場所です。ストレスや心理的余裕の欠如は、治療への悪影響のみならず、医療現場における良好な信頼関係を構築する上での大きな障壁となります。また、近年「ヘルスヒューマニティー」という概念が注目され、患者さんの心理社会的側面も考慮する全人的な医療の必要性も叫ばれています。

ここにこそ、我々が目指す「社会の中で音楽を実践する」場があると考えました。
 

音楽が持つ社会性に光を当て、楽器とともに、声あるところすべてを回る。


こころを支える音楽の在り方を、これからも追及していきます。