【クラウドファンディング】「一緒に暮らす犬や猫の未来を守りたい!Muse細胞の応用を目指して」

2025/02/03

犬や猫は私たちにとってかけがえのない家族の一員です。その健康を守り、より長く共に暮らせる未来を目指して、東北大学大学院医学系研究科 細胞組織学分野は、Muse細胞を活用した新たな治療法の開発に取り組んでいます。

 

Muse細胞(Multilineage-differentiating Stress-Enduring細胞)は、2010年に東北大学の細胞組織学分野が発見した多能性幹細胞で、損傷を受けた組織を修復する能力を持つ特別な細胞です。人体における臨床研究では、脳梗塞、心筋梗塞、脊髄損傷などの治療において、有効性と安全性が確認されており、次世代の再生医療として大きな期待が寄せられています。今回このMuse細胞を、家族として時間をともにする犬や猫の医療にも活用できるのではないかと考え、本プロジェクトを立ち上げました。

 

犬や猫も人間と同じようにけがや病気をしますが、現在行える治療は人間と比べるとどうしても限界があります。その結果、命をあきらめる必要があったり、そうでなかったとしても生活が極めて不便なものになったりする可能性があります。

 

しかし、犬や猫の医療においてもMuse細胞を活用することができれば、これまで治療が難しく、場合によっては諦めるしかなかった小さな家族の治療を可能にすることができるかもしれません。

 

動物へのMuse細胞の応用が広がれば、その安全性や有効性に関する知見を蓄積することができ、犬や猫に限らず、さらに多くの動物や人間が新しい治療法の恩恵を受けることができると考えております。

 

動物の健康寿命延伸、また、様々な動物や人への新しい治療法の開発のためにも、

皆さまからのあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

 

【プロジェクトページ】

https://readyfor.jp/projects/MuseCell

【プロジェクト期間】2025年2月3日(月)9:00 〜 2025年3月31日(月)23:00

【目標金額】250万円

【プロジェクト実行責任者】出澤 真理(東北大学大学院医学系研究科 細胞組織学分野)

 

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【お問い合わせ先】

(プロジェクトに関すること)

東北⼤学⼤学院医学系研究科 細胞組織学分野

TEL:022-717-8026

E-mail: y-kuroda*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

 

(寄附に関すること)

東北大学基金事務局 

TEL:022-217-6290

E-mail: kikin*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)