
遺言によるご寄附
遺言書を作成し、直接東北大学へご寄附頂く方法です。遺言書を残すことでご自身のご寄附の意向を伝えることが可能です。
1.遺言によるご寄附の手順
①まずは東北大学基金へご相談ください
遺言書を作成される前にまずは東北大学基金事務局「遺贈・寄附サポートセンター」までご相談ください。
専属の相談員がお話をお伺いしながら、さまざまな支援にかかる活動内容、過去の遺贈によるご寄附の事例などをご紹介いたします。
また、ご意思を確実に本学の様々な事業に活かしていくための注意点についてご説明いたします。
▶ 相談窓口はこちら
②遺言執行者をお決めください
遺言書を具体的に実現する「遺言執行者」をお決めください。
遺言執行者には、弁護士、司法書士、行政書士、信託銀行などの専門家をご指定いただくことをお勧めしております。
③遺言書を作成
専門家とご相談いただき、「公正証書遺言」をご作成ください。
④遺言書作成後のご連絡
遺言書を作成された後は、遺贈先を東北大学に指定した旨をお知らせください。
なお、お知らせいただきました方には、東北大学基金より各種お知らせをご案内いたします。
<各種お知らせのご案内について>
ご要望に応じて、東北大学基金より発行しております刊行物や各年度ごとの「活動報告書」(年1回発行)など、本基金を活かした事業や活動に関する最新情報を送付いたします。
⑤ご逝去後:遺言書の執行
(1) 遺言執行者へご逝去をお知らせいただきます遺言執行者にご逝去のお知らせをいただくことで、遺言の執行が開始されます。
遺言執行者が東北大学基金に対して、遺言執行者に就任した通知とともに遺言書の写しを送ります。
遺言が執行され、ご寄附いただく財産をお引渡しいただきます。お預かりした貴重なご寄附は、本学の教育研究に役立てられます。
遺贈の活用例
学内保育所の開所:星の子保育園(平成30年4月 開所)
これまで、大学病院では事業所内保育園として定員26名の保育園を運営しておりましたが、約3,000人が勤務する状況において常時多くの職員が既存保育所への入所を希望するも受け入れが難しく、保育所の拡充は大きな課題のひとつでありました。
定員120名規模の本保育所の開所により、医療従事者の職員の活躍の場が広がり、医療への更なる寄与が期待できるようになりました。
2.遺言代用寄付信託のしくみ
「遺言代用寄付信託」の詳細については下記からご確認ください。
▶ 「遺言代用寄付信託」のご案内(三井住友信託銀行)
▶ 「遺言代用寄付信託」のご案内(七十七銀行)
3.相続財産からのご寄附
近年、故人から相続した財産の一部をご寄附いただくご相談が増えています。
ご寄附いただくことで、本学に対して故人が抱いていた生前の思いを実現し、ご家族で共有していただくことができます。
一般的な相続手続きとご寄附の流れ
相続開始(0日)
ご逝去ご逝去と共に相続が開始します。
7日以内
死亡届を提出します。3ヶ月以内
相続の放棄・限定承認(相続人の確定)相続人が相続放棄または限定承認をする場合は、3か月以内に家庭裁判所へ申述します。
4ヶ月以内
準確定申告個人が一定の収入要件を満たしている場合、亡くなった年の1月1日から死亡した日までの所得について相続人が個人に代わって確定申告をします。
4ヶ月~7ヶ月以内
遺産分割不動産の所有権移転登記や預貯金・動産等の名義変更等の諸手続、遺産分割協議等を行います。遺産分割協議の中で東北大学への相続財産のご寄附について話し合われる方が多いようです。
10ヶ月以内
相続税の申告・納付10ヶ月以内に東北大学に相続財産をご寄付いただき、当基金が発行する領収書を添付して相続税の申告をしていただきますと、ご寄附いただいた財産に相続税が課税されません。
相談窓口
東北大学基金への遺贈や、相続財産からのご寄附をお考えの方に向けた相談窓口を開設しております。
お電話でのご相談、またはWEBでのご相談をご用意しております。
東北大学ではご寄附がどのように使われているのか、自分の意思に沿った形での使途に使われるのかや、専門家を交えてのご相談など、皆様のご質問やご要望に合わせ、ご紹介させて頂きます。
1.お電話でのご相談
東北大学基金事務局「遺贈・寄附サポートセンター」までご相談ください。
専属の相談員がお話をお伺いしながら、さまざまな支援にかかる活動内容、過去の遺贈によるご寄附の事例などをご紹介いたします。
また、ご意思を確実に本学の様々な事業に活かしていくための注意点についてご説明いたします。
2.WEBでのご相談
東北大学基金への遺贈や、相続財産からのご寄附等をお考えの方に向けたオンライン上での無料の相談窓口を開設しております。
Web会議ツール「Zoom」などを活用し、信託銀行の専門家と一緒に、遺言の書き方や相続、資産管理の基本などについてご相談をお受けいたします。
また、東北大学ではご寄附がどのように使われているのか、自分の意思に沿った形での使途に使われるのか、また現在の大学の様子や同窓会の情報など、皆様のご質問やご要望、また手続き等についてもご紹介させて頂きます。
お一人おひとりのご都合に合わせたご案内が可能です。どうぞお気軽にお問い合わせください。
お申込み詳細について
【お申込みの流れ】
①下記申込フォームにアクセス頂き、必要情報をご入力ください。▽
②相談日時等を調整のうえ、日時・参加方法等を東北大学基金事務局の担当よりご連絡いたします。
▽
③指定の日時に、ご案内した接続先にインターネット上でご自身で接続をお願いいたします。
【お申込み方法】
下記の申込フォームから、お申込みください。▶ 申込フォームはこちら
ご注意点
〇オンライン相談にはZoom社の「Zoom」というというWeb会議ツールを使用致します。ご相談者様ご自身にて、パソコンやスマートフォンなどの端末、また、インターネット接続環境のご準備等が必要となりますので、予めご了承ください。
〇「Zoom」ご利用のためのインターネット接続料金、通信料金はご相談者様のご負担となります。1時間の接続で約300MB~400MBの通信料が見込まれます。Wi-Fi環境でのご利用を推奨いたします。
お役立ち情報
1.相続・遺言などに関するパンフレット
東北大学基金では、遺贈の具体的なお手続き等が分かる下記パンフレットをご用意しております。
2.相続・遺言セミナーのご紹介
遺贈寄附サポートセンター主催による相続・遺言セミナーのほか、専門家による個別相談会を定期的に開催しています。
相続・遺言セミナーの様子
各回の様子は下記をクリックするとご覧いただけます。
第1回 相続・遺言セミナー
本学OBの志田健二郎氏(三井住友信託銀行)を講師に迎え、「つなぐ想い・つなぐ資産、相続対策としての贈与と遺言」をテーマとし、相続の手続きや相続税対策に有効な贈与の方法、遺言が有効な事例についてなど、お話しいただきました。
第2回 相続・遺言セミナー
東北大学法科大学院教授でもあり、官澤綜合法律事務所所長として法曹界でご活躍されている弁護士の官澤里美先生を講師に迎え、「上手な遺言の作成と家族信託の活用」というテーマでご講演いただきました。
第3回 相続・遺言セミナー
ステーションコンファレンス東京を会場とし、みずほ信託銀行リテール・事業法人業務部遺言信託推進室参事役の渡邊正樹氏(法学部1988年卒)を講師に迎え、「知って得する 相続・遺言のお話」と題しご講演いただきました。
第4回 相続・遺言セミナー
昨年の仙台開催に引き続き、東北大学法科大学院客員教授・官澤綜合法律事務所所長の官澤里美弁護士を講師に迎え、「相続法改正のポイントと注意点…安心な老後と揉めない相続のために… 」というテーマでご講演いただきました。
第5回 相続・遺言セミナー(中止)
このたび新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、お申込みいただいた皆様と関係各位の健康と安全を第一に考慮しました結果、3/1(日)開催を予定していた「相続・遺言セミナー」は中止することとなりました。
第6回 相続・遺言セミナー
第7回 相続・遺言セミナー
「おひとりさまの終活」をテーマとし、三井住友信託銀行の財務コンサルタントを講師に迎え、単身者や身寄りのない方などの“おひとりさま”は、万が一の時の備えとしてどのようなことができるのか、ご紹介頂きました。
第8回 相続・遺言セミナー
東北大学 片平北門会館2F エスパスを会場とし、S.B.H司法書士事務所所長 司法書士 千葉 浩(ちば ひろし)先生(法学部2001年卒)を講師に迎え、「相続と終活を考えてみましょう」と題しご講演いただきました。
第9回 相続・遺言セミナー
東北大学 片平さくらホールを会場とし、七十七銀行 ウェルスマネジメント室長 伊本 佳史(いもと よしふみ)様を講師に迎え、「~知って、そなえる~相続のいろは」と題し、ご講演いただきました。
東北大学 片平さくらホールを会場とし、三井住友信託銀行 仙台支店 主席財務コンサルタント 大坂祐輔(おおさか ゆうすけ)様を講師に迎え、「今から考える相続対策」をテーマに、ご講演いただきました。
よくある ご質問
お問合せ
東北大学基金事務局 遺贈・寄附サポートセンター
専用フリーダイヤル
0120-279-514(つなぐ・ご意思)
受付時間:平日9:00~17:00(12:00~13:00除く)