令和4年度 東北大学基金「感謝のつどい」を開催しました

2022/10/12

9月3日(土)、片平キャンパスにて「東北大学基金功労賞等贈呈式」および「東北大学基金感謝のつどい」を開催しました。「功労賞等贈呈式」は昨年度功労賞以上を受賞された方を、「感謝のつどい」はこれまで功績賞以上を受賞された方をお招きし開催するもので、今回で10回目の開催となります。

 

午前に片平北門会館エスパスにて実施された功労賞等贈呈式では、昨年度功労賞以上を新規に受賞された9組の方へ、大野総長より賞状と記念プレートが贈呈されました。これまでは「感謝のつどい」内にて贈呈式を行っておりましたが、今回初めて独立した形で開催し、ご同伴の方や本学関係者出席のもと、終始和やかな雰囲気にて贈呈式が執り行われました。

 

午後に片平さくらホールにて開催された「感謝のつどい」では、61名の方にご来場、84名の方にオンラインにてご参加いただきました。

第一部では、冒頭、大野総長からの挨拶の後、昨年度栄誉功労賞を受賞された齊藤宏様より本学に寄せるお言葉を賜りました。

その後、東北大学基金からの活動報告として、昨年度の収支や主な取り組みについて、基金運営委員長の佐々木理事から報告が行われ、また併せて、学生チャレンジクラウドファンディング「ともに・プログラム」に挑戦した「学生団体Ryuz」と「きょうゆうプロジェクト」から、プロジェクトの実施報告が行われました。

 

第二部では、創立115周年・総合大学100周年を記念し、野家啓一名誉教授より「草創期東北大学と<総合知>の理念」と題し、“総合制”を志向してきた本学創設時からの歴史や、“総合知”の役割等について、ご講演頂きました。

 

また、「感謝のつどい」終了後には、東北大学史料館などをめぐるキャンパスツアーを開催し、42名の方にご参加いただきました。片平キャンパスの登録有形文化財の建物や通常非公開の収蔵品等についてガイドの教員から詳しい説明があり、ご参加いただいた皆様にはご好評を頂きました。

     

          

東北大学基金では、皆さまからのご厚意を東北大学の人材育成、教育研究活動の推進のために活用して参ります。引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

 

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功労賞等贈呈式での集合写真
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「感謝のつどい」会場の様子
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野家名誉教授の講演の様子
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東北大の学生スポーツの盛り上げに挑む「学生団体Ryuz」の小林さんは、クラファンで作成した「体育部ブースター」用Tシャツを着て登壇

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医療現場での音楽活動を行っている「きょうゆうプロジェクト」の宮下さんは、ヴァイオリンの生演奏も行いました
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通常非公開の文化財収蔵庫内部も特別に公開し、総合学術博物館館長の藤澤教授から重要文化財を含む貴重な資料の解説がありました