ARES Project 活動支援募金

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ARES Project 活動支援募金

ARES Project の活動について

ARES Projectは、日本初の学生による火星探査ローバー開発チームです。

 

航空宇宙工学や機械工学、電子工学、医工学、地学、アストロバイオロジーなど、様々なバックグラウンドをもつ42名の学生が所属しています。アメリカ ユタ州の砂漠に整備された火星実験場で毎年6月に開催されている火星探査機の世界大会 “University Rover Challenge (URC)” で優勝し、世界一の座を獲得することを目指して活動しています。また、本活動を通して将来の世界の宇宙開発を担う人材の育成も目指しています。

 

2024年春には、チーム設立からわずか2年で日本勢として初のURC決勝進出を果たしました。

 

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近年、「ローバー (rover)」と呼ばれる自動車型の走行ロボットを使用した月や火星の探査が活発に行われています。

 

ローバーによる探査の利点は、人間が到達できない場所でも自在に走行し、地質や大気などの現地のデータを集めることができることです。特にかつて生命が存在した可能性が示唆されている火星では、NASAを中心にローバーを用いた探査がこれまでにも盛んに実施されてきました。今後も世界各国が参加し、ローバーによる探査は加速していくことが見込まれています。

 

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このような背景から、世界には多くの学生による火星探査機開発チームが存在し、URCのような国際大会への挑戦を通してその技術力を向上させています。URCには先進国のみならず、中東やアフリカといった宇宙開発後進国のチームも多く参加しており、世界中から100チーム以上がエントリーするほどの盛り上がりを見せています。

 


しかしながら、これまで日本にはローバー開発を気軽に経験できる場はほとんどなく、学生チームも存在していませんでした。そこで立ち上がったのがARES Projectです。実際の火星探査を模倣して定められる大会での厳しいミッションを達成するための技術開発を通して日本の学生にローバー開発の場を作ることで、日本の、そして世界の宇宙開発の未来に、学生の立場から貢献していきたいと思っています。


さらに、将来的には活動を実際の宇宙開発へと繋げていきたいと考えています。学術的な研究や学会での発表といった活動にも力を入れているほか、実際の宇宙空間、火星環境においても使用可能な部品、技術の開発も進めていく予定です。


このような活動を通し、ARES Projectが日本の惑星探査ローバー開発における新たな潮流になれるよう、努めていきたいと思います。

 

 

開発しているローバーについて

我々が開発しているローバーは操縦と自律走行が可能な4輪の車両型ロボットです。出場する世界大会URCにおいて課されるミッションを達成するため、走破性の高い車体や、多くの機能を持つロボットアームを開発しています。

 

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車体は全長約1200mm、総重量50kgで、拡張性の高いアルミニウム製のシャーシ、不整地走行での安定性を高めるロッカー機構、サイクロイド減速機を使用し旋回性を向上させるステアリング機構が搭載されているほか、柔軟性のある3Dプリンター製のタイヤには、工学的に最適化された表面パターンが施されており、火星を模倣した砂漠での優れたトラクションを確保できます。

 

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ローバーに搭載されたメインコンピューターは、ミッション時に必要な画像処理やマッピングなどのタスクのほか、各サブユニットへの指示を担当しています。すべてのモーターにはエンコーダーが取り付けられており、メインコンピューターが各モーターの状態を取得、PID制御の計算を実行し、モーター駆動の指示をArduinoに送り走行しています。

 

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ロボットアームは全長1140mm、14kgで5自由度を持っています。アームの関節にはサイクロイド減速機を採用し、繊細でバックラッシュの少ない動作が可能です。ミッションでは重量物の運搬から繊細な作業までが求められるため、最大7kgの物体の持ち上げからネジ締め、キーボード入力などが可能な機構を搭載しています。


さらに、ミッションでローバーのサポートを担当する、自律航行が可能なドローンも製作しています。ヘキサコプターのフレームによって強風下でも安定した飛行が可能であるほか、岩石などを拾い運搬するための積載能力も備えています。
 

 

生命探査装置について

火星には、かつて生命が存在した可能性が示唆されており、その痕跡を探す探査が現在も実際に行われています。そのため、大会でも会場に用意された土壌に生命が存在するか判別する「サイエンスミッション」が課せられています。そこでARES Projectでは、土壌採取、生命の検出/分析、土壌の温湿度分析、地層/岩石の観察が可能な機構を開発し、ローバーに搭載しています。

 

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ローバー内では、土壌採取機構によって深さ10cm、約5gの土壌サンプルを回収し、生命分析装置にてビウレット反応を使用した検出が行われます。これは、地球上の生物の代謝に不可欠なタンパク質が、初期の生命やほかの惑星に存在する生物でも使用されており、アミノ酸や糖類などの有機物が地球外の物質で検出されていることを考慮すると、生命の検出に適した物質であると判断したためです。


さらに、特殊なカメラによって岩石層の反射スペクトルを取得し、既存の鉱物のスペクトルと比較することで各地層の特徴的な鉱物を特定可能なほか、土壌の温湿度を計測し、生命が存在可能な環境かどうかを計測することも可能です。

 

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チームの開発・運営予算について

ARES Projectでは、チーム結成から2年で7つのローバーを開発しました。

 

現在は、7号機の改良と来年度の世界大会に向けた8号機の設計・開発に取り組んでいます。ローバー1機体の製作には、200万~300万円が必要となります。特にロボットアームやステアリング機構に合計6個使用しているサイクロイド減速機は一つ10万円ほど必要であるほか、CFRP製の部品、複雑な加工が必要な金属部品は、それぞれ購入に数十万円以上する場合が多く、十分にスペアパーツを揃えられていない状況です。


また、大会がアメリカで開催されるため、ローバーの運搬費用や現地での滞在費、航空券代も準備する必要があります。さらに、昨今の円安や日本と諸外国間の物価の違いにより、渡航費のみならず、海外製部品の購入にも多額の予算が必要となっております。


これまで、部品の購入や渡航費の確保はスポンサー企業様のご支援やメンバーの自己負担によって賄ってまいりましたが、来年の大会参加と今後のローバー開発に向けた十分な予算を確保できていない状況です。


ARES Projectでは、東北大学関係者のみなさま、卒業生の皆様、企業の皆様、そして我々の活動を応援してくださる皆様に、東北大学基金を通じてご支援をいただきたいと存じます。

ご協力、よろしくお願い申し上げます。

 

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SNSおよびWebサイト情報

公式webサイト:https://www.arespjt.jp/
公式X:https://x.com/arespjt2022
公式Instagram:https://instagram.com/ares_project_official
公式YouTube:https://www.youtube.com/@ARES_Project

 

寄附特典(リターン)

ご支援いただいた方の中でご希望される方は、我々の開発するローバーと公式webサイトにお名前の掲載させてください。

 

さらに、希望される方には、アメリカでの大会に参加するために開発したローバーに使用していた過去の部品の実物や、レーザーカッター製キーホルダーをプレゼントさせていただきたいと思います。

 

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ご寄附の方法

【個人の方】

クレジットカード・銀行振込・コンビニ決済・郵便振替をご利用いただけます。
ページ内にある「寄附をする」ボタンをクリックしていただき、お手続きをお願いいたします。
※ コンビニ決済ではお申込みいただく店舗によって、上限金額が変わります。詳細は以下をご確認ください。
 

<コンビニ決済上限金額>

 セブンイレブン、デイリーヤマザキ:49,000円以内

 それ以外のコンビニエンスストア:299,000円以内


【法人・団体の方】

2023年2月より法人・団体様からのお申込も可能となりました。

お申込は専用申込書(銀行振込によるお手続き)をご提出いただいておりましたが、申込書の提出方法に加え、WEBお申込フォームからもお申込みいただけるようになりました。
WEBお申込みフォームでは、各種支払方法もご用意しております。

 

お申込方法については以下をご確認ください。

 

【WEBによるお申込み】

WEBお申込ページにアクセス

https://www.kikin.tohoku.ac.jp/tohoku/entry.php?fmMode=donationForm

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 それ以外のコンビニエンスストア:299,000円以内

・銀行振込:99,999,000円以内

 

※上記金額を超える場合は、以下の寄附予定書(専用申込書:銀行振込)によるお申込みとなります。
 

【寄附予定書(専用申込書:銀行振込)によるお申込み】

寄附予定書をダウンロードいただき、必要事項をご記入のうえ、FAXまたは郵送にて、東北大学基金までお送りください。

寄附予定書(Word)/寄附予定書(PDF

 

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100円からのご寄附が可能に(領収書なし・返礼品なしの場合のみ)
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 ※少額でご支援いただけるのはAmazon Payでのご利用のみです。

 

 

なお、Amazon Payでご寄附いただいた場合も、税制上の優遇措置を受けることができます。
(ただし、領収書発行の場合のみ)

 

詳細はこちら▷https://www.kikin.tohoku.ac.jp/news/news_detail/view_express_entity/53

 

 

 

 

陳 鳳明

2024年10月02日

頑張ってください。

阿依 サリタナ

2024年10月01日

実費で一所懸命に火星探査機の世界大会に再度参加を目指しているARES Projectの学生らに是非応援しましょう。

1

プロジェクトオーナー

ARES Project
代表
阿依ダニシ

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1.東北大学オリジナルブレンドコーヒー”THANKS BLEND”

2.お茶の菅原園「りんごの緑茶」東北大学オリジナルデザイン ver.

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100,000円のご寄附(個人)

・お礼状

・寄附金領収証明書

・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

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・ご寄附の累計額に応じた賞の謹呈

・東北大学プレミアム返礼品<翌年度5月頃ご案内>

※東北大学プレミアム返礼品についてはこちら

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・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

・下記の中からお好きなものを1つお選びいただけます。

 

1.東北大学オリジナルブレンドコーヒー”THANKS BLEND”

2.お茶の菅原園「りんごの緑茶」東北大学オリジナルデザイン ver.

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【10万円以上ご寄附頂いた個人の方への返礼品】

・ご寄附の累計額に応じた賞の謹呈

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