東北大学自然共生未来基金

東北大学自然共生未来基金

はじめに

～人と自然が育み合う社会の実現を目指して～
東北大学では「ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点（NP拠点）」を立ち上げ、自然の損失を止めて回復させる国際目標「ネイチャーポジティブ」の実現を目指しています。自然共生未来基金は、この活動を支える寄附型基金です。皆さまのご支援によって、地域での実践、企業との共創、次世代人材育成を進め、自然と共に生きる未来社会をつくります。
 

設置基金の目的

自然共生未来基金は、ネイチャーポジティブの実現を支えるために活用されます。日本各地には、山や川、海といった豊かな自然が息づき、その土地ならではの文化や産業を形づくってきました。NP拠点では、こうした自然の豊かさと社会の豊かさを共に育み合うかたちで、ネイチャーポジティブな地域づくりを進めていきます。そのために、地域との連携を深め、新しいビジネスの創出を促しながら、自然と経済が両立する仕組みを育てていきます。
また、日本にとどまらず、アジアモンスーン地域の里山に代表されるような「ひとが入った自然」の価値を世界に発信し、その環境におけるネイチャーポジティブの可能性を示していきます。地域ごとに異なる自然の価値を理解し、地域の人々、自治体、企業、NPOなど多様な主体が手を取り合うことで、ネイチャーポジティブの活動は広がり、人と自然が育み合う未来社会の実現につながります。

主な用途①：地域サイトでのネイチャーポジティブ活動の推進

自然共生未来基金では、地域に根ざしたネイチャーポジティブな活動を進めるとともに、その成果を国内外に広く発信していきます。地域ごとに異なる自然の価値を理解し、地域の人々、自治体、企業、NPOなど多様なステークホルダーが連携しながら、ネイチャーポジティブな活動を広げていきます。こうした地域の活動を支援することができます。現在、富山県黒部川流域の地域サイトの支援を受け付けています。今後応援できる地域サイトは順次追加予定で、宮城県南三陸町や佐賀県唐津市などとの連携も進めています。

黒部川ネイチャーポジティブ・プロジェクト
富山県の黒部川流域で始まった「黒部川ネイチャーポジティブ・プロジェクト」では、NP拠点が流域の自治体や企業、地元住民と連携して、「流域ネイチャーポジティブ」の実現を目指して活動しています。黒部川は山から森、里、川、そして海へとつながる豊かな自然資本を有し、水資源や生態系は発電、農業、漁業、飲料、さらには米や酒といった食文化をも支えてきました。この流域で、自治体や企業、地域住民、研究者が一体となり「黒部川ネイチャーポジティブ検討会」を立ち上げました。

今後は、流域の皆さんと協力し、黒部川流域に生息する生物の調査や環境DNAを用いた調査、魚が避難できる「やすらぎ水路」などのグリーンインフラの研究、自然の保全・再生活動を行なっていく予定です。また、様々なステークホルダーの皆さんとともに、科学的なデータを共有しながら未来の共通ビジョンをつくる勉強会や、環境教育を通じた人材育成の基盤づくりも進めていく方針です。「流域ネイチャーポジティブ」の先進的なモデル地域となることを目指しており、その実現のために皆さまのご支援をよろしくお願いします。

「黒部川ネイチャーポジティブ検討会」が行なった勉強会の様子はこちらから

黒部川ネイチャーポジティブ・プロジェクトへのご支援をご希望の方はこちらから

主な用途②：NPビジネスの活性化

ネイチャーポジティブを社会全体に広げていくためには、企業や自治体、地域団体など多様な主体の協働が欠かせません。NP拠点では、関係者の連携を促し、ネイチャーポジティブな取り組みに資金が循環する仕組みづくりを進めています。また、各主体をつなぎ、新たな事業や活動を生み出す人材の育成・支援にも注力しています。こうした取り組みは、地域資源を活かした事業開発や、国際的な枠組みへの対応にもつながり、持続可能な社会経済の基盤づくりに寄与していきます。
 

ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点について

2024年4月設立。人と自然が育み合うネイチャーポジティブ発展社会の実現に向けて、環境と経済が調和する新たな社会システムの構築を目指し、アカデミア・ビジネス・自治体・市民といった多様な主体と連携しながら社会変革に取り組んでいます。

NP拠点の詳細はこちらから

 

ご寄附の方法

法人・団体の方

2023年2月より法人・団体様もWEBフォームからのお申込が可能となりました。
寄附予定書によるお申込みに加え、WEBフォームからもお申込みいただけるようになりました。
WEBフォームでは、各種支払方法をご用意しております。

法人・団体の方のお申込方法について

＜特典について＞

ご支援いただく金額に応じて、特典メニューが変わります。

100万円以上ご支援いただいた支援機関様へは、下記「共創活動の方針」にもとづいてメニュー例のような活動を共に検討してまいります。
 

メニュー例

・地域サイトへの支援と共創活動

・ネイチャーポジティブ・コンサルティング

・フィールド視察・研修プログラム

・社内研修講師派遣・研修企画

・学生・研究者交流会への優先招待　　など

※まずはご相談から始めたい人は100,000円のご寄附（法人・団体）をご選択ください。

共創活動の方針
NP拠点は、法人・団体の皆さまの寄付やご支援を“共創の入り口”と捉えています。金額帯に応じたメニューの例はご用意しておりますが、実際の内容・頻度・形式は企業さまのご関心や社内状況に合わせて相談しながら決定します。まずはお気軽にお問い合わせください。

※事務局の判断により、ご要望にお応えできない場合もあります。あらかじめご了承願います。

NP拠点では「ネイチャーポジティブに向けてお金が流れる仕組みを作る」ことをビジョン達成に向けたターゲットの１つとして掲げています。特にメニュー例にある「地域サイトへの支援と共創活動」では、法人・団体のご支援者様が支援したい地域とつながるための機会として想定しております。

なおご支援者様への特典は組織単体の利益のためだけでなく、自然との共生や地域のネイチャーポジティブ活動の推進に資するような活動を目指すことをあらかじめご了承ください。
 

〜〜〜〜〜〜金額帯やご関心状況に合わせた共創イメージ〜〜〜〜〜〜〜

【地域サイトへの支援と共創活動】

・応援したい地域でのフィールド視察や環境教育

・応援したい地域での調査・保全活動への参加やサポート

・地域サイトに関わるワークショップやイベントへの参加

【ネイチャーポジティブ・コンサルティング】
・支援企業とNP拠点が共同で環境改善モデルや事業スキームを設計

・企業の事業と連携する自然資本プロジェクトを共に展開

・研究機関・大学と連携した実証事業の実施

【社員参加型プログラムの提供】

・年1回または定期的な「支援企業社員自然環境体験日」を設け、植樹・保全活動に参加

・社員ワークショップ（ネイチャーポジティブ／環境教育）を支援枠として優先提供

・社員＋家族参加型イベント（自然観察、クリーンアップなど）
 

個人の方

クレジットカード・銀行振込・コンビニ決済・郵便振替・PayPay決済・Amazon決済をご利用いただけます。
ページ内にある「寄附をする」ボタンをクリックしていただき、お手続きをお願いいたします。
※ コンビニ決済ではお申込みいただく店舗によって、上限金額が変わります。

個人の方のご寄附の方法について

Amazon Payによるお申込み

①Amazonアカウントがあれば、面倒な情報の入力が不要に！

②領収書不要の場合は、より簡単にお手続きできます。

③100円からのご寄附が可能に（領収書なし・返礼品なしの場合のみ）

Amazon Payご利用で領収書不要の場合は100円からご支援いただけます。

※少額でご支援いただけるのはAmazon Payでのご利用のみです。

なお、Amazon Payでご寄附いただいた場合も、税制上の優遇措置を受けることができます。
（ただし、領収書発行の場合のみ）

Amazon Payでのご寄附について

※ページ上部の寄附総額は、申し込み完了後、翌営業日以降に反映されます。

Amazon Payからのご寄附はこちら▽

領収書あり・返礼品あり・1,000円〜のご寄附

領収書なし・返礼品なし・100円〜のご寄附