造血幹細胞移植を支える
“今日のあなた”に寄り添うAIアプリ

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治療中の「できた」を支えるAIアプリ

その日の体調に合った小さな一歩を、患者さんと一緒につくる

白血病や悪性リンパ腫などの患者さんが治癒を目指して行う造血幹細胞移植では、長期入院や強い副作用、感染予防のための隔離が伴います。患者さんは体調が悪い日にも、回復のために歩行、食事、口腔ケアなどを続けなければなりません。しかし、必要だと分かっていても、できない日はあります
私たちは、その日の体調や気持ちに合わせて、AIが無理のないセルフケア目標を提案し、達成するとキャラクターが育つアプリを開発します。小さな「できた」を積み重ね、患者さんが自分の力で前に進んでいると感じられる療養生活を支えます。

 

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アプリの全体像 AIがその日の状態を捉え、一人ひとりに無理のない目標を提案

 

 

病気の中にも、その人らしい日々を

私が医療の道を志した原点には、祖母の存在があります。祖母は、毎日お化粧をして、爪にはネイルを塗り、おしゃれな洋服を着ている人でした。明るく天真爛漫で、いつもきれいに身なりを整えていました。
祖母の家は、私の家から車で10分ほどの場所にありました。初孫だった私は祖母にとても可愛がってもらい、私もしょっちゅう会いに行っていました。大好きな祖母でした。

 

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大好きだった祖母と幼い頃の私たち(右:プロジェクトオーナー・石田美空、左:妹)

 

私が小学2年生の時、祖母はがんで緊急入院しました。入院直後、祖母は私を抱きしめて、「病気になってごめんね」と言いました。病気になったのは祖母のせいではないのに、どうして謝らなければならないのだろう。いつも明るかった祖母から出たその言葉に、子どもながらに「何かただならぬことが起きている」と感じました。そのときの疑問と、怖さ、悲しさ、驚きは、今も私の中に残っています。
治療が始まると、祖母の笑顔は少しずつ減っていきました。毎日していたお化粧をしなくなり、爪からネイルが消え、おしゃれな洋服を着ることもなくなりました。痩せて、横になっている時間が増え、外に出ることも難しくなりました。
子どもだった私は、その変化をうまく言葉にできませんでした。ただ、「祖母が祖母ではなくなっていく」と感じていました。病気や治療によって、大好きな人がその人らしさまで失っていく。その姿が私の中に焼き付き、病気の中にいる人を支えられる人になりたいと思い、看護師になりました。

 

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プロジェクト代表 石田美空

 

大学卒業後、新卒看護師として配属されたのは、造血幹細胞移植を受ける患者さんが入院する病棟でした。造血幹細胞移植とは、主に白血病や悪性リンパ腫など血液のがんの患者さんが治癒を目指して行う治療です。この治療では、大量の抗がん剤や放射線を使用するため、副作用症状が強く出現します。患者さんは、口内炎や吐き気、下痢、発熱、強い倦怠感などを抱えながら、感染予防や回復のために、うがい、歯磨き、食事、歩行といったセルフケアやリハビリに取り組んでいました。副作用の強さや体調は日ごとに、時には一日の中でも変化します。そのため、昨日できたことが、今日はできないこともあります。
新人だった私は、目の前の仕事をこなすだけで精いっぱいでした。それでも患者さんたちは、つらい治療の最中に私を気にかけ、優しい言葉をかけてくださいました。私は患者さんを支えるために看護師になったはずでした。しかし振り返ると、私のほうが患者さんたちに支えられ、看護師としても、一人の人間としても育てていただいたと感じています。
その方々に恩返しをしたい。患者さんから受け取った優しさを、次に治療を受ける患者さんへ届けたい。その思いから、このプロジェクトを立ち上げました。

 

 

AIとゲームで、小さな「できた」を支える

本プロジェクトでは、造血幹細胞移植を受ける患者さんに向けて、AIによる個別セルフケア支援と育成ゲームを組み合わせたスマートフォンアプリを開発します。セルフケアとは、患者さん自身が治療や回復のために行う、うがい、歯磨き、食事、清潔保持などの行動です。
アプリには、患者さんがその日の体調や気分を簡単に入力します。その情報や歩数などをもとに、AIが一人ひとりの状態に合わせた目標を提案します。例えば、体調が比較的良い日には「今日はエアロバイクを10分こいでみる」、吐き気が強い日には「まずは1回だけうがいをする」といった目標です。全員に同じ行動を求めるのではなく、その日にできる小さな一歩を一緒に考えます。

 

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感じる、考える、育つ——小さな「できた」を積み重ねる仕組み

  

目標を達成すると、アプリ内のキャラクターが成長します。身体的にも精神的にもつらい治療が続く中で、その日に取り組めたことを目に見える形にし、「今日も一つできた」と感じてもらうための仕組みです。

 

造血幹細胞移植患者の支援アプリを開発するメンバー

現在は、ホーム画面、セルフケア記録、育成ゲームなどの基盤を開発しています。本プロジェクトでは、日髙拓士(有明高等専門学校)が開発の中心を担っています。また、協力メンバーとして、中込達也(東京大学大学院)がタスクの実施と開発を行っています。メンバーはそれぞれ異なる地域からオンラインで定期的に集まり、役割を分担して開発を進めています。

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日髙拓士
(有明高等専門学校5年)
技術リーダー
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中込達也
(東京大学大学院博士2年)
実務担当

 

体調や歩数、セルフケアを記録し、キャラクターの成長につなげる試作画面

これまでに東北大学のSide Project Fundに採択され、100Programでは「優秀インタビュー賞」と「優秀プロトタイピング賞」を受賞しました。

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ホーム
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体調確認
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歩数記録
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セルフケア

体調入力、記録、キャラクターの成長までを紹介します。
 

アプリ操作デモ

 

ご支援の使い道

ご支援の到達額に応じて、当事者の声を反映した試作版の改良から、安全な利用検証へと段階的に進めます。
 

第1目標|50万円

当事者・医療者への聞き取り、試作版の改良、AIによる目標提案と育成ゲームの開発    
 

次の目標|100万円

小規模な利用検証、サーバー・セキュリティ環境の整備、医療機関との実証準備

AIが診断や治療を代替するのではなく医療者に相談すべき状態を明確にした、安全な支援を目指します。

 

治療の時間を、その人の人生の時間へ

まずは、造血幹細胞移植を受ける患者さん本人が使うアプリとして開発します。何もできなかったと感じる日にも、「体調を入力できた」「うがいを1回できた」と、その日に取り組めたことを残します。小さな行動がキャラクターの成長として目に見えることで、「今日は何もできなかった」を「今日も一つできた」に変えることを目指します。将来的には、患者さん本人が希望した場合に、ご家族が取り組みを見守り、離れていても応援できる仕組みも検討します。
造血幹細胞移植の領域で安全な個別支援の仕組みを確立できれば、将来はほかのがん治療や慢性疾患、在宅療養への展開も期待できます。

 

また、同じ理念をもとに、MiTOHOKU Programに採択された別の取り組みとして、10~20代のがん患者さんへの支援にも取り組んでいます。この取り組みは、プロジェクトオーナー・石田美空、中村心春、鬼頭利夫の3名で進めています。治療を受ける人が、病気だけでなく、一人の生活者として支えられる社会を目指します。

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AYA世代のがん患者支援に取り組むメンバー。
左から、石田美空、中村心春(名古屋大学3年)、鬼頭利夫(早稲田大学3年)

 

 

受け取った優しさを、次の患者さんへ 

祖母の「病気になってごめんね」という言葉を、私は今も忘れられません。そして、新人だった私を気にかけ、育ててくださった患者さんたちの優しさも忘れることはありません。
医療者がそばにいない時間にも、その日の「できる」を一緒に見つけ、患者さんにそっと寄り添える仕組みを届けたいと考えています。技術だけで苦しみをすべてなくすことはできません。それでも、つらい時間に、その人に合った小さな一歩を一緒に考えることはできます。
患者さんや医療者の声を聞きながら、本当に役立つ形へ育てていきます。皆さまのご支援が、患者さんの小さな一歩を支える力になります。病気を持っていても、その人らしく生きられる世界をつくるために、どうかご支援ください。


 

ご寄附の方法

個人の方

クレジットカード・銀行振込・コンビニ決済・郵便振替・PayPay決済・Amazon決済をご利用いただけます。
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2026年09月18日

ぜひ社会実装してください!応援してます!

1

プロジェクトオーナー

血液がん患者さん支援プロジェクト
代表 石田 美空

ご寄附の特典

1,000円のご寄附(個人)

・お礼状

・寄附金受領証明書

・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

・下記の中からお好きなものを1つお選びいただけます。

1.東北大学 × 珈琲工房いしかわ 東北大ブレンド

2.東北大学 × ガネッシュ「学都の紅茶」

3.研一ピンバッジ

4.東北大学オリジナル栞”Hagi”

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5,000円のご寄附(個人)

・お礼状

・寄附金受領証明書

・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

・下記の中からお好きなものを1つお選びいただけます。

1.東北大学 × 珈琲工房いしかわ 東北大ブレンド

2.東北大学 × ガネッシュ「学都の紅茶」

3.研一ピンバッジ

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10,000円のご寄附(個人)

<応援月間特別返礼品>

・東北大学オリジナル野帳(ランダムでのお渡しとなります)

 

<通常返礼品>

・お礼状

・寄附金受領証明書

・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

・下記の中からお好きなものを1つお選びいただけます。

1.東北大学 × 珈琲工房いしかわ 東北大ブレンド

2.東北大学 × ガネッシュ「学都の紅茶」

3.研一ピンバッジ

4.東北大学オリジナル栞”Hagi”

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30,000円のご寄附(個人)

<応援月間特別返礼品>

・東北大学オリジナル野帳(ランダムでのお渡しとなります)

 

<通常返礼品>

・お礼状

・寄附金受領証明書

・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

・下記の中からお好きなものを1つお選びいただけます。

1.東北大学 × 珈琲工房いしかわ 東北大ブレンド

2.東北大学 × ガネッシュ「学都の紅茶」

3.研一ピンバッジ

4.東北大学オリジナル栞”Hagi”

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50,000円のご寄附(個人)

<応援月間特別返礼品>

・川内第2食堂普通カレー(貧食カレー)

 

<通常返礼品>

・お礼状

・寄附金受領証明書

・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

・下記の中からお好きなものを1つお選びいただけます。

1.東北大学 × 珈琲工房いしかわ 東北大ブレンド

2.東北大学 × ガネッシュ「学都の紅茶」

3.研一ピンバッジ

4.東北大学オリジナル栞”Hagi”

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100,000円のご寄附(個人)

<応援月間特別返礼品>

・Kawatabi Cold IPA クラフトビール

 

<通常返礼品>

・お礼状

・寄附金受領証明書

・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

・下記の中からお好きなものを1つお選びいただけます。

1.東北大学 × 珈琲工房いしかわ 東北大ブレンド

2.東北大学 × ガネッシュ「学都の紅茶」

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