ロープ自走式輸送機「LIFT」~建設現場の輸送を効率よく、安全に。~

現在の寄附総額
647,000

129%

目標金額 500,000円

ご支援いただいた皆様

  • (個人) 72
  • (法人・団体) 0 社・団体

ロープ自走式輸送機「LIFT」~建設現場の輸送を効率よく、安全に。~

ロープ自走式輸送機を用いて輸送にまつわる社会課題の解決へ。

私たちは、固定されたロープの上を自動で昇降する輸送機「LIFT」を開発しています。「LIFT」を用いた輸送技術コンセプトをいち早く確立させるためには、仮説検証のサイクルを何度も繰り返すためことが必要です。このステップを踏むことで、より現実的な形で発展させることができます。「建設現場における輸送」という今回のプロジェクトは、その第一段階です。

 初めは、この輸送機を用いた山岳輸送を最初の段階として設定していました。山小屋は現在、物資の輸送をヘリコプターに頼っています。しかしヘリコプターによる輸送には経済的な問題をはじめとして様々な課題が存在します。そこで私たちはこのロープ自走式輸送機を用いた山岳輸送を2021年12月に行われた東北大学ビジネスアイデアコンテスト2021で提案しました。結果としては、優秀賞、農林中央金庫賞、東北テクノアーチ賞をいただくことができました。しかし、山岳輸送を行うには、景観の保護の観点に加え、輸送距離の長さや過酷な環境といった技術的な課題も存在します。そこで私たちは、実現可能性が高く、仮説検証を高速で行うことができる上、私たちの技術を用いることで解決できる課題が多く存在する建設現場に着目しました。

 インタビューなどを通して調査を進めていくうちに、その課題が明確になってきました。人力で運搬・揚重することは、効率や安全性、持続性の観点から問題点があり、建設業界全体の課題にも結び付いています。しかしこの人力で行われている輸送を「LIFT」で代替することで、潜在的な課題の解決につながるということをインタビューにより明らかにしてきました。今後はさらにインタビューや実証試験を重ね、プロトタイプを改良し、より現場に即したものに改良していく予定です。

㈰ビジコン2021優秀賞.jpg

 

人力による揚重作業を代替し、効率よく安全な物資輸送の実現へ。

私たちは、このプロジェクトを通して、効率よく安全な物資輸送を実現させたいと考えています。建設現場では、大きく重い資材はクレーンで持ち上げる一方で、クレーンが入ることのできない場所や軽くてかさばる荷物に対しては荷揚げ屋と呼ばれる作業員の方が人力で運んでいます。しかし人力で輸送する場合、建物の中のような狭い場所や階段を通ることが多く、効率は良くありません。さらに、人間による輸送は安全性に欠けるといった問題点もあります。加えて、建設業界全体では、働き手の高齢化と若手の減少が大きな問題となっています。私たちは、「LIFT」を用いて人力の資材運搬や揚重作業を代替し、効率よく安全な物資輸送を実現させることを目標としています。

資材運搬や揚重作業としては、建設現場ではクレーンやリフト、ロングスパンエレベーターが主に使われています。しかし、クレーンは場所をとり、軽量でかさばる荷物を効率よく運ぶことはできません。またリフトは設置が大掛かりであるため、短区間の輸送には向いていません。さらにロングスパンエレベーターは人が乗ることを想定しているため、設置基準が厳しいという難点があります。これに対しLIFTは輸送機自体に動力が組み込まれているため、システム全体がコンパクトになっています。さらに設置が簡単であるため、短区間の輸送も効率よく行うことができます。

これまでロープ上を自走する輸送機を用いて物資輸送に取り組んだという事例は私たちの知る限りではありませんでした。この理由としては、限られた空間と動力で資材運搬に十分なトルクを得ることが難しいからであると考えられます。一方私たちチームLIFTは開発を重ねてこの機構を実現させました。得られたトルクで持ち上げられる範囲内での輸送に絞ることで、これまでにない輸送を実現させることができると考えています。

㈪プロトタイプ.jpeg

 

実証試験を行い、より社会に貢献できるプロダクトへ。

上記の建設現場における課題を解決するために、私たちは「LIFT」を用いた物資輸送を実現させます。具体的には、機体の製作、建設業界の企業や働いている方へのインタビュー、実際の現場での実証試験をします。機体のプロトタイプは既に完成しており、すぐに実証試験が始められる状態です。(プロトタイプの映像もご覧ください。

 

https://www.youtube.com/watch?v=srN9Z0jDmM0

 

実証試験を行い、資材を取り付けるためのインターフェース部を決定させたいと考えています。また、ロープへ機体を設置する方法も簡略化させなければなりません。さらに、現在は1機しかなく、さらに効率の良い輸送を実証するにはもう1機必要です。これらを含めると、機体の製作に50万円以上はかかる見通しです。これに加えて、インタビューや実証試験を行うためには、謝礼金や交通費として追加で数万円以上かかると見込まれます。

 

持続可能な建設を実現し、社会全体に変革を。

「LIFT」を用いた物資輸送が実現すれば、事故の減少、作業の高効率化、省コスト化により、持続可能な建設が可能になると考えています。これは、LIFTがコンパクトで使いやすく、設置も簡単で、どんな向きでも輸送が可能という特長を持っているからこそ実現できるものです。実際の建設現場でLIFTが輸送機として使用され、その結果「事故が減った」「輸送が楽になった」と言っていただけたら、私たちのプロジェクトが成功したと言えるのではないかと考えています。

また、建設業界は、肉体労働が多く、危険な作業が多いという印象を持たれています。しかし、LIFTによって安全で効率の良い作業が可能になれば、こうしたイメージの払拭につながります。それに従い、建設業界の労働人口も増え、業界の活性化につながることが期待できます。 さらに、わたしたちはこの輸送機が建設現場にのみ優位性を示すものだとは思っていません。丘陵地帯における果物などの農作物の運搬や山岳輸送、また救助活動などにも活用できると考えています。安全性に関する基準が高い建設業界で認められれば、ほかの業界も取り入れやすくなると考えています。様々な業界で用いられることで、社会全体に安全かつ効率の良い輸送をもたらすことができるのではないでしょうか。

 

グループに関する情報

この輸送コンセプト自体は、宇宙エレベーターという、宇宙空間に展開したロープと輸送機を用いて人間や物資を輸送するという未来の宇宙輸送アイディアに由来しています。本プロジェクト「LIFT」のメンバーは、その宇宙エレベーターの要素技術の一つであるクライマーと呼ばれる輸送機の技術を、建設現場等の物資輸送に活用するために集まりました。挑戦心あふれる学生で構成されている私たちだからこそ、これまで誰も実現したことのないアイディアを提案し、形にすることができるのです。

 

<メンバー>

・児玉幸斗(工学部、機械知能・航空工学科、学部2年)

・葛野諒(工学研究科、航空宇宙工学専攻、修士2年)

・髙橋侑也(工学研究科、航空宇宙工学専攻、修士1年)

・古庄悠樹(工学部、機械知能・航空工学科、学部1年)

 


 

<ご注意事項>
・このプロジェクトは目標金額の達成有無にかかわらず、ご寄附をいただいた時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはできませんのでご注意ください。
・目標金額を超えるご寄附があった場合は、「ともに・プログラム」をはじめとする学生支援のために活用させて頂きます。
 
<税制上の優遇措置等について>
本プロジェクトへのご寄附は、東北大学へのご寄附となり、確定申告をしていただくことにより税制上の優遇措置が受けられます。
※日本の納税者のみ対象となり、海外の方は優遇を受けることはできません。
詳しくはこちらをご覧ください。

寄附をされた方には、後日「寄附金領収証明書」を送付致します。
確定申告の際は、ご本名と現住所(住民票に記載のご住所)、法人様の場合は登記簿上の名称とご住所での領収証明書が必要となりますので、ご注意ください。

なお、本プロジェクトへのご寄附は、「東北大学基金」の顕彰の対象とさせて頂きます。詳しくはこちらをご覧ください。
 

国内最大級のハードウェアコンテスト「GUGEN」で優秀賞!!

2022年12月27日(火)

12/17 (土)にアクセンチュアイノベーションHUB東京にて開催されました、国内最大級のハードウェアコンテスト「GUGEN」最終選考会に、我々LIFTが参加しました。   このコンテストでは、合計70…

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応援ありがとうございました!!

2022年12月01日(木)

プロジェクトオーナーの児玉幸斗です。   改めまして、この2か月間、私たちの活動を応援してくださり、誠にありがとうございました。合計70名もの方に寄付をしていただき、合計金額は目標を大きく上回る64…

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目標金額達成!!

2022年11月30日(水)

ついに、目標金額を突破しました!!! ご支援・応援していただいた皆さまに感謝申し上げます。   目標金額を大幅に超える寄附金を賜りました。本当にありがとうございます。 合計55名もの方に…

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公開昇降デモンストレーションの開催報告&これまでの振り返り

2022年11月21日(月)

私たちが開発している「ロープ自走式エレベーター」が実際に動いているのを一般の方に公開してご覧いただくイベント、公開昇降デモンストレーションを仙台市で開催しました!   全3回のイベントで、学生か…

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実際の建設現場での実証試験を開催しました!

2022年11月21日(月)

11月16日に、仙台市の土木建設企業「深松組」さまと連携し、実際の建設現場で実証試験を行いました! 建設企業と連携して、私たちが開発した「ロープ自走式エレベーター」を建設現場で試してみることは、私たちの目標の一つで…

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クラファン目標金額15%達成!

2022年10月18日(火)

皆さまのご協力のおかげで、寄付総額が目標の15%に到達しました! 私たちの暮らしに欠かせない職業分野でありながら、なかなか実態の見えにくい建設業界に焦点を当てたプロジェクトであったため、はじめはどのくらいの方にご支…

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クラウドファンディング開始

2022年10月05日(水)

私たちがこれまで開発してきた「ロープ上を自走する輸送機」を用いて、建設現場における短区間の輸送を行い、揚重作業を効率よく安全にします。 人力で運ぶには重くてかさばり、クレーンで運ぶには軽すぎるものに焦点を当て、ピンポイ…

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国内最大級のハードウェアコンテスト「GUGEN」で優秀賞!!

2022年12月27日(火)

12/17 (土)にアクセンチュアイノベーションHUB東京にて開催されました、国内最大級のハードウェアコンテスト「GUGEN」最終選考会に、我々LIFTが参加しました。
2_1.JPG
 

このコンテストでは、合計70作品の中から選ばれた37作品が最終選考会に進み、その中から6作品が大賞・優秀賞(2作品)・Goodアイディア賞にノミネートされます。

 

LIFTは、結果として優秀賞をいただくことができました!
3.JPG
 

審査員の方からは、実際に建設現場で実証試験を行っていることや、仮説を立てて検証していること、さらにはそこから得られたフィードバックを活かしてプロダクトを改良していくというサイクルに対して評価していただきました。

これまでの活動が認められて、とても嬉しく思っています。

 

この結果を糧にして、今後も実証試験を重ね現場の声を反映させていきます!
4.JPG

 

コンテストHP:https://gugen.jp/index.html            

LIFTの作品ページ:https://gugen.jp/subscriptions/work/1194           

結果発表:https://gugen.jp/result/2022.html

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応援ありがとうございました!!

2022年12月01日(木)

プロジェクトオーナーの児玉幸斗です。

 

改めまして、この2か月間、私たちの活動を応援してくださり、誠にありがとうございました。合計70名もの方に寄付をしていただき、合計金額は目標を大きく上回る641,000円に達しました。また、これまで数えきれないくらい多くの方に活動を支えていただきました。

本当は寄付していただいた皆さまに直接お礼を申し上げたいのですが、この場をお借りし、メンバーを代表して、皆さまに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

クラファンを開始して2か月の間、私たちは様々な活動を続けてきました。

建設企業で働いている方へのインタビューや、仙台市の建設企業の深松組さまと連携した実証試験、一般の方をお呼びした公開昇降実験、ラジオインタビューなどなど。

こうした活動をSNS等で発信することで、クラファン終了後の活動を想像させることも目的としていました。

日常の活動や、実証試験の振り返りはこちらの記事にもまとめてあります。ぜひご覧ください。

https://note.com/stay_homei/n/nc10862faf023

 

この2か月間はすべてが順調だったというわけではありません。

最初は何もわからないままTwitterなどでプロジェクト内容などをPRしていました。しかしそれでは誰にも届けることはできないと考え、広報の対象を建設業界の方々に絞りました。その後ある程度認知された後には、私たちの思いや熱意などを伝えられるよう言葉を選び、一度興味を持ってくれた方が支援したいと思うような投稿を心掛けました。

 

寄附金の総額も、一気に増えることもあれば、2週間ほど停滞していた時期もありました。平日の14時頃に寄附金の総額が更新されるのですが、毎日受験の合格発表のような気持ちでページを更新していたのを覚えています。最後の週末は、「多分100%に達しているだろう」と油断していたら全然集まっていなかった、ということもありました。焦りを感じ、所属しているコミュニティやTwitterなどで再度クラファンの告知をした結果、たくさんの方のご厚意・ご協力により、目標金額を超える寄附金を達成することができました。

 

今後は、実証試験などの活動から得られた知見をもとに、輸送機・輸送コンセプトの改良をし、更なる実証試験を行っていく予定です。具体的には、より高性能なモーターやバッテリーを購入して、より速くより重いものを届けられるようにします。また、現在は10分以上かかる輸送機のロープへの取り付けを簡便化し、誰でも使いやすいような機構に改良します。そのほか実証試験で見つけた課題を克服したのちに、再度実際の建設現場で実証試験を行いたいと考えています。

 

クラファンは目標を達成してからが本番だ、という言葉を、ある寄付者の方からいただきました。

寄付していただいた方々一人一人の思いを胸に刻み、皆さまのご期待に応えられるよう、これからも活動をしてまいります。

まだ始まったばかりのプロジェクトですが、今後の私たちの活動に、厳しくも温かい目で見守っていただけると幸いです。

今後の活動は、主にTwitterで告知する予定ですので、良ければそちらもご確認ください。

https://twitter.com/LIFT_select

 

改めまして、この度は応援していただき誠にありがとうございました。

今後の活動にもご注目ください。

 

プロジェクトオーナー 児玉幸斗

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目標金額達成!!

2022年11月30日(水)

ついに、目標金額を突破しました!!!

ご支援・応援していただいた皆さまに感謝申し上げます。

 

目標金額を大幅に超える寄附金を賜りました。本当にありがとうございます。

合計55名もの方に寄付をしていただき、数えきれないくらい多くの方に応援していただきました。そして、ほかのプロジェクトの中でも、もっともクラファンっぽい盛り上がりを見せることができたのではないでしょうか。

 

私たちはこれまで、建設企業や現場で働いている方々、そして私たちと同じ技術を用いたサービスを提供している企業にインタビューを行ってきました。

 

また2週間ほど前には、インタビューを引き受けてくださった企業の一つである、深松組さまと連携し実証試験を行いました。実際の建設現場で使ってみることで、これまで気づくことのできなかった強みや改善点がいくつも明らかになりました。

 

そして一般の方向けのイベントとして、公開昇降デモンストレーションも開催しました。実際に見ることで、動画上だけではわかりにくい迫力やスピードを感じていただき、本プロジェクトのコンセプトをお伝えすることができたと感じています。

 

ここまで、建設現場が抱える課題の深掘りやロープ自走式輸送機を用いた輸送コンセプトの検証、一般の方へのPRを行ってきました。今回皆さまからいただいた資金は、これらの経験と学びを活用し、より社会に貢献できるプロジェクトにするための更なる開発と実証試験のために使う予定です。

 

始まったばかりのプロジェクトですが、今後はいただいた寄附金をもとに、より社会に良いインパクトを与えられるよう開発と検証を続けていきます!

 

匿名でご寄付いただいた方に直接申し上げられないのが心残りですが、ご支援していただいた方、応援していただいた方全員に心から感謝申し上げます。

皆さまにお世話になってばかりですが、いずれは何倍何乗かにして御恩をお返しできるよう、精一杯頑張っていく所存です。

 

改めまして、この度はご支援・応援していただき、誠にありがとうございました!!!

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公開昇降デモンストレーションの開催報告&これまでの振り返り

2022年11月21日(月)

私たちが開発している「ロープ自走式エレベーター」が実際に動いているのを一般の方に公開してご覧いただくイベント、公開昇降デモンストレーションを仙台市で開催しました!
2-pic(2).JPEG

 

全3回のイベントで、学生から社会人まで、幅広い年代・職種の方にお越しいただきました。参加者の方々には、私たちのプロジェクトの紹介と、「ロープ自走式エレベーター」がどのように使われるのかをお見せしました。

 

まだまだ未熟な点が多いプロジェクトではありますが、このデモンストレーションを機に、少しでも多くの方にプロジェクトのコンセプトが伝わっていたら大変光栄です。

2-pic(3).JPEG

 

クラファン期間は残り10日を切り、ラストスパートに差し掛かりました。

私たちはこれまで、建設企業や現場で働いている方々、そして私たちと同じ技術を用いたサービスを提供している企業にインタビューを行ってきました。

 

また先週には、インタビューを引き受けてくださった企業の一つである、深松組さまと連携し実証試験を行いました。実際の建設現場で使ってみることで、これまで気づくことのできなかった強みや改善点がいくつも明らかになりました。

 

そして一般の方向けのイベントとして、公開昇降デモンストレーションも開催しました。実際に見ることで、動画上だけではわかりにくい迫力やスピードを感じていただき、本プロジェクトのコンセプトをお伝えすることができたと感じています。

 

ここまで、建設現場が抱える課題の深掘りやロープ自走式輸送機を用いた輸送コンセプトの検証、一般の方へのPRを行ってきました。これらの経験と学びを活用し、より社会に貢献できるプロジェクトにするためには、更なる開発費と実証試験のための費用が必要です。

 

具体的には、より速くより重いものを持ち上げるためにはより高性能なバッテリーとモーターが必要です。また、資材を運ぶための機構も作成しなければなりません。そしてさらに、今後安全面での検証を行うため、このプロトタイプの輸送機をもう一台製作する必要があります。

 

これらを学生だけで構成される私たちのみの力だけで行うには限界があります。そこで、私たちの活動に共感し、応援してくださった方はぜひクラウドファンディングにてお力添えいただけますと大変光栄です。

 

このクラファン期間も積極的に活動してきた私たちですが、クラファンが終わってからがこのプロジェクトの本番であると考えています。

 

どうか私たちに温かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。
④_牛越橋集合写真.jpeg

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実際の建設現場での実証試験を開催しました!

2022年11月21日(月)

11月16日に、仙台市の土木建設企業「深松組」さまと連携し、実際の建設現場で実証試験を行いました!

建設企業と連携して、私たちが開発した「ロープ自走式エレベーター」を建設現場で試してみることは、私たちの目標の一つでした。この目標が達成され、大変嬉しく思っております。
1-pic(2).JPG
 

実証実験の様子①


ただ、実際に建設現場で使用することで、「ロープ自走式エレベーター」の強みだけではなく、いくつもの改善点も明らかになりました。

 

例えば、ロープへの輸送機の設置の煩雑さや天候への影響、重量制限についてなどです。

その中でも、資材の受け取り方やロープの角度は特に学びになりました。

 

資材の受け取りに関しては、ただ上まで物資を運ぶだけでは便利とはいえません。事故の危険性がなく安全に荷物を受け取るための工夫が必要であるということに気づきました。

現在考えている案としては、
・足場ブラケットを用いて張り出した場所を作る
・ウィンチのようにロープの先端が足場より奥に出るようにする
といったものです。

もし良いアイデアがあればご教示いただけますと幸いです。
1-pic(3).JPG
 

また、輸送する角度については、斜めに輸送する場合は足場を支えるための足場を支える鉄骨に妨げられる可能性もあることに気づきました。(下の動画を参照)

そのため、やはり一番上の動画のように、垂直で輸送を行うのが良いのではないかという反省も得ることができました。

 

実証実験の様子②


このような貴重な機会をくださった深松組の皆さま、本当にありがとうございました。

今回いただいたフィードバックをもとに改善し、また実際の建設現場で再チャレンジします!

 

そしてこのページをご覧の皆さま、私たちの活動を応援したいと思ってくださった方は、ぜひご支援いただけますと幸いです。

 

①_建設現場集合写真.JPG

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クラファン目標金額15%達成!

2022年10月18日(火)

皆さまのご協力のおかげで、寄付総額が目標の15%に到達しました!

私たちの暮らしに欠かせない職業分野でありながら、なかなか実態の見えにくい建設業界に焦点を当てたプロジェクトであったため、はじめはどのくらいの方にご支援いただけるか不安でした。
しかしいざ始めてみると、たくさんの方に応援していただくことができました!そして、このプロジェクトを始めてよかったと感じています。

これからもさらに広報に力を入れ、より多くの方に届けられるよう、一層気を引き締めて取り組んでいきます。

また、建設企業さまと連携した実証試験も来月に控えており、それにむけて開発や検証を続けていく所存です。

今後とも引き続き我々プロジェクト「LIFT」を応援していただけますと幸いです。

プロジェクトオーナー 児玉幸斗

輸送機.jpeg
輸送機
活動の様子.jpeg
活動の様子

 

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クラウドファンディング開始

2022年10月05日(水)

私たちがこれまで開発してきた「ロープ上を自走する輸送機」を用いて、建設現場における短区間の輸送を行い、揚重作業を効率よく安全にします。
人力で運ぶには重くてかさばり、クレーンで運ぶには軽すぎるものに焦点を当て、ピンポイント輸送の実現を目指すプロジェクトです!
宇宙エレベータークライマーチャレンジ2022での様子.jpg
宇宙エレベータークライマーチャレンジ2022での様子
建物への輸送.jpg
建物への輸送


現在私たちは主にTwitter でプロジェクト内容等を毎日発信しております!
今後はFacebookも活用していきますので、もしよろしければフォロー・シェアよろしくお願いします!
(Twitterのリンクはこちらです:https://twitter.com/LIFT_select

 

 
クレーン昇降の様子

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山田 唯人

2022年11月30日

頑張れ!
応援してるぞ!

可野 沙織

2022年11月30日

自分たちでどこまでやるのか様子みていたけど、最後の最後まで諦めずよくがんばりました。この実験が誰かを助けるものになりますように。これからも応援しています!

島崎 丈太

2022年11月30日

ロープを張って物資を搬送する技術の発展に強い期待を抱いています。空を飛ばすドローン等より遥かにエネルギー効率が良く安全で静かなこの手法に更なる注目が集まり展開があることを期待します。建築現場だけに限らず、更に広い応用範囲に目を向けて研究開発を進めて行かれることを祈念します。

小山田 有裕

2022年11月30日

応援しています!

Blum Tamir

2022年11月30日

頑張ってください!

石橋 拓真

2022年11月30日

宇宙へのイマジネーションと、地上に現前する課題への実直な眼差し、そして何よりコトを自ら起こすアントレプレナーシップが本当に素晴らしいです。一人の同世代として誇らしく、応援しています!

齋藤 泰史

2022年11月30日

とても素晴らしい取組みだと思います。
現場の安全向上に向けて是非とも頑張ってください。

荘司 弘祐

2022年11月30日

同世代の挑戦を応援しています…!!

本宿 美智子

2022年11月30日

大学が日本の知的財産を守りながら日本の技術者を守って行く必要があると思い、今後の発展に微力ながらお手伝い出来たらと思い寄付させていただきました。応援しています。

********

2022年11月30日

学部1年の時に会った友人がプロジェクト達成に向けて挑戦し続けている姿に力をもらっています。これからも夢の実現に向け、頑張り続けて欲しいです。応援しています。

中村 肇

2022年11月29日

いろいろな活用方法の可能性がある開発成果だと思います。ぜひ広い視野を持って、自分たちの可能性を信じて、頑張ってください。

佐藤 研一朗

2022年11月29日

頑張ってください

堀部 瑞穂

2022年11月29日

応援してます!

福田 和博

2022年11月28日

若い後輩の皆さんの挑戦を、横浜から応援しています!

********

2022年11月26日

素晴らしい友人を持って誇りに思います。

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プロジェクトオーナー

児玉幸斗

ご寄附の特典

1,000円のご寄附

・お礼状

・寄附金領収証明書

・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

・下記の中からお好きなものを1つお選びいただけます。

1.東北大学オリジナルブレンドコーヒー”THANKS BLEND”

2.北限のお茶”kitaha”東北大学オリジナルデザインver.

3.東北大学オリジナル栞”Hagi”

 

※ご入金確認後、1カ月後程度を目途にお送り致します。

※クレジットカードでお申込みの方へは、カード会社から本学への入金後の送付となりますので、ご了承ください。

5,000円のご寄附

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1.東北大学オリジナルブレンドコーヒー”THANKS BLEND”

2.北限のお茶”kitaha”東北大学オリジナルデザインver.

3.東北大学オリジナル栞”Hagi”

 

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10,000円のご寄附

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・「ロゴマーク入りオリ ジナルスマートフォンスタンド 」

 

※ご入金確認後、1カ月後程度を目途にお送り致します。

※クレジットカードでお申込みの方へは、カード会社から本学への入金後の送付となりますので、ご了承ください。

30,000円のご寄附

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・寄附金領収証明書

・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

・「吾輩は羊羹好きな猫である(ミニヨーカン4個入)」&

 東北大学ロゴ入りオリジナル手ぬぐい『Tohoku University & SENDAI MAP』」セット
手ぬぐい_A_サムネイル.jpg

 

※ご入金確認後、1カ月後程度を目途にお送り致します。

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50,000円のご寄附

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・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

・「東北大学115周年記念クッキー缶『115th Anniversary』」

 

※ご入金確認後、1カ月後程度を目途にお送り致します。

※クレジットカードでお申込みの方へは、カード会社から本学への入金後の送付となりますので、ご了承ください。

100,000円のご寄附

・お礼状

・寄附金領収証明書

・ご芳名を東北大基金HPに掲載(ご希望の方のみ)

・「東北大学創立115周年記念プレミアムビール-Kawatabi Berry-」&
 「東北大学ロゴ入りオリジナル手ぬぐい『Tohoku University & SENDAI MAP』」セット

・東北大学プレミアム返礼品より1品<2022年5月頃ご案内>

手ぬぐい_A_サムネイル.jpg


※ご入金確認後、1カ月後程度を目途にお送り致します。

※クレジットカードでお申込みの方へは、カード会社から本学への入金後の送付となりますので、ご了承ください。

※東北大学プレミアム返礼品については2022年5月以降に別途ご連絡致します。詳細についてはこちらをご覧ください。

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