⽉⾯でキノコを育てたい！菌類の⼒で宇宙と地球の未来を拓く

⽉⾯でキノコを育てたい！菌類の⼒で宇宙と地球の未来を拓く

高校時代に着想を得た、月でのキノコ栽培

プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。 MushMoonプロジェクト代表の、東北大学農学部2年、近藤来成です。

このプロジェクトは、私が高校生の時に思いついた「月でキノコを育ててみたい」というアイデアから始まりました。当時から宇宙に関心があり、人類が月や火星で暮らす未来を想像していました。しかし、その実現には「食料」と「ゴミ」という、非常に現実的な課題があることを知りました。

その解決策として考えたのが「キノコ」です。植物の食べられない部分などを分解して、自らは栄養豊富な食料になる。このキノコの性質は、宇宙での資源を循環させる食料生産や、地球の食料問題にも役立つのではないかと考えたのが、すべてのきっかけです。

大学に入学し、このアイデアを実現しようとしましたが、知識も技術も足りず、一度は形にすることができませんでした。しかし、同じ想いを持つ仲間と出会い、大学の研究環境という機会を得た今、あの頃のアイデアの実現に向けて、もう一度挑戦しようと決意しました。

キノコで宇宙と地球の食料・環境問題に挑む

本プロジェクトでは、キノコが持つ力を活用し、主に二つの目的の達成を目指します。

① 宇宙での食料生産に向けた基礎技術の確立 

将来、人類が月や火星で活動する上で、食料の現地生産は重要な技術です。私たちは、植物栽培で出る非可食部などをキノコが分解し、新たな食料として再生する「循環型食料生産」の基礎的な研究を行います。

② 地球の持続可能な社会づくりへの貢献 

この研究は、地球上の課題解決にも繋がる可能性があります。世界中で問題となっているフードロスや農業廃棄物を、キノコの力で価値ある食料や資源に変える。この技術は、食料問題や環境問題の解決に貢献できると考えています。

 

3Dプリンタと実験で、月面環境を再現

私たちは、皆様からいただいたご支援を、以下の計画に沿って大切に活用させていただきます。

【第一目標：基礎実験環境の構築（目標金額：50万円）】

まずは、研究の土台となる環境を整えます。

• 微小重力再現装置（クリノスタット）の設計・製作：宇宙の微小重力環境を地上で再現する装置を、3Dプリンタで自作します。
• 月面模擬培地の開発：月の砂（レゴリス）に近い成分の培地を試作し、きのこが生育できるかを探ります。
• 資金使途：3Dプリンタ用材料費、培地・菌の購入費、基礎的な実験機材費

【第二目標：実験の高度化（目標金額：100万円）】

より精密なデータを取得するため、実験環境を向上させます。

• 高性能センサーの導入：温度、湿度、CO2濃度などを精密に制御・監視するセンサーを導入し、データ取得の精度を高めます。
• 多様な条件下での栽培実験：複数の種類のキノコや培地で同時に比較実験を行い、最適な条件を探ります。
• 資金使途：高性能センサー購入費、追加の実験材料費、データ解析費用

【最終目標：研究成果の社会還元】

研究の成果を、広く社会に伝えていきます。

• 成果報告会の開催・外部発表：研究成果をまとめ、地域の小中高生や一般の方々を対象とした報告会を開催します。また、学会等での発表にも挑戦します。
• 資金使途：報告会開催費用、学会参加・発表費用、広報物（パンフレット等）作成費用

この研究が目指す成果と社会への広がり

本プロジェクトは、以下の二つの成果を目指します。

①月面でのきのこ栽培に向けた基礎データの獲得

本研究を通じて、「月の資源を想定した培地でキノコは育つのか」「微小重力は生育にどう影響するのか」といった問いに対する、科学的なデータを取得します。この成果は、国内外の宇宙農業研究分野における貴重な知見となります。

②次世代への科学への興味関心の喚起 

「月でキノコを育てる」というテーマを通じて、小中高生をはじめとする若い世代に、宇宙や生命科学の面白さを伝えていきたいと考えています。研究成果の積極的な発信や、地域のイベントへの出展などを通じて、科学の面白さを伝え、未来の担い手が生まれるきっかけを作ります。

 MushMoonについて

改めまして、代表の近藤来成です。東北大学農学部に所属し、幼い頃からの関心事である宇宙と、大学で学んでいる生命科学を繋げたいという想いで、本プロジェクトを立ち上げました。

「MushMoon」は、私と同じように、宇宙やものづくり、そして「なんだか面白そう！」という気持ちに共感した、農学部や工学部の学生が集まるチームです。これまで、学内の「東北大学ビジネスアイデアコンテスト」に出場するなど、研究活動だけでなく、このアイデアを社会に発信する活動にも積極的に取り組んできました。

私たちが活動で大切にしているのは、この「面白そう！」という純粋な好奇心です。一見、SFのような話かもしれませんが、そこにある科学的な面白さや未来への可能性を信じ、日々楽しみながら研究に取り組んでいます。この気持ちが、私たちの活動の原動力です。

ご寄附の方法

個人の方

クレジットカード・銀行振込・コンビニ決済・郵便振替・PayPay決済・Amazon決済をご利用いただけます。
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※ コンビニ決済ではお申込みいただく店舗によって、上限金額が変わります。

個人の方のご寄附の方法について

法人・団体の方

2023年2月より法人・団体様もWEBフォームからのお申込が可能となりました。
寄附予定書によるお申込みに加え、WEBフォームからもお申込みいただけるようになりました。
WEBフォームでは、各種支払方法をご用意しております。

法人・団体の方のお申込方法について

Amazon Payによるお申込み

①Amazonアカウントがあれば、面倒な情報の入力が不要に！

②領収書不要の場合は、より簡単にお手続きできます。

③100円からのご寄附が可能に（領収書なし・返礼品なしの場合のみ）

Amazon Payご利用で領収書不要の場合は100円からご支援いただけます。

※少額でご支援いただけるのはAmazon Payでのご利用のみです。

なお、Amazon Payでご寄附いただいた場合も、税制上の優遇措置を受けることができます。
（ただし、領収書発行の場合のみ）

Amazon Payでのご寄附について

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